3/22 さくらねこの日

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※こちらの記事は、みやぐらむオープンの2020年2月時点で執筆した、未公開の記念日のブログため、当日を迎え次第写真を入れ替える予定です。

猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人「どうぶつ基金」が定めた日で、「さくら・にゃん・にゃん」の語呂合わせでこの日が定められました。

 広島には猫の街として有名な尾道市があり、海を見下ろす坂道の中の路地に隠れんぼするにゃんこを探して広島県内外から多くの猫ファンが訪れます。私自身も尾道にはよく訪れ、猫ちゃんを探しながら坂道を行ったり来たり…帰る頃には足がくたくたになります。

 そんな猫ちゃんたちをよく見ていると、耳の部分に切り込みが入った子たちを見つけることができるかと思います。この耳の切り込みは、「去勢手術・不妊手術」をした証で、耳に切り込みの入った形が「さくらの花びら」に見えることから、「さくらねこ」と呼ばれています。

 猫は1年に3回、一度に5匹ほど出産するため、去勢・不妊手術をしない「地域の猫ちゃん」たちは私たちが想像しているより早く増えていきます。好きな人にとってはかわいい猫ちゃんですが、アレルギーを持つ方、動物の嫌いな方、猫ちゃんたちがフンなどで迷惑をかけてしまった方にとっては好まれないことも多く、トラブルになることも多いのが現状です。

 また、野生の猫ちゃんたちにとって、外での生活は非常に過酷で、雨風の自然・自転車や車などの様々な危険から身を守りながらえさを探さなくてはなりません。地域のボランティアの方や保護活動をする方によって、猫ちゃんと人の暮らしが良くなるように日々活動されていますが、猫ちゃんの病気や里親探しの費用や人手不足など、まだまだ課題も多いと聞きます。

 私の家にも2匹の元保護猫ちゃんがおりますが、外の子と比べると少しは楽に過ごせているかなと思っています。(…ちょっとのんびりしすぎな気もします。)外の猫の寿命と中の猫の寿命は2倍・3倍ほど違うという話もあり、外でのんびりしている猫ちゃんたちの癒しの姿の裏で、実は過酷な自然との戦いがあります。

 「さくらねこ」の桜の印は、人が住みやすいように作り変えてしまった自然の中で、また、猫ちゃんにとって厳しい世界の中で、「この子を見守っている人がいるよ」という人のあたたかさの証かもしれません。

 写真を通して「さくらねこ」の存在と、猫と人との共生のために色々な人の努力があることが伝われば幸いです。

Kengo Miyamoto


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